顎関節症の治療方法
顎関節症の治療方法としては、まず顎関節に直接施す治療があげられます。
ずれている顎の関節を、整体やマッサージで正しい位置に矯正することで症状が改善する場合もあります。また、比較的軽度の場合は、ホットパックで外部から暖めて血行を促すことで筋肉をほぐしたり痛みを軽くすることもできます。
歯科医による保存療法としてよく使われるのがマウスピースです。マウスピースを装着すると、顎関節を安定した位置で固定できるため、痛みが和らぎ矯正の効果が得られます。
程度によっては手術を行うこともあります。関節腔洗浄療法などは、注射器で生理食塩水を出し入れするだけなので負担もすくなくてすみます。関節鏡手術になると、全身麻酔を行う場合もあるので数日間の入院が必要になります。
顎以外の場所への治療
顎関節症の原因によっては、顎以外の場所への治療が必要です。
噛みあわせが悪かったり、虫歯で片方の歯でしか噛むことができないといった場合には、歯科で虫歯の治療を行ったり、歯を削ったりして噛みあわせを調整する必要があります。
背骨や首のゆがみが顎関節症の原因となっているのなら、整体などでゆがみを正さなければいくら顎を治療しても同じことの繰り返しです。特に歯科で噛みあわせを矯正する場合には、体のゆがみを正してから行わなければゆがんだ状態で噛みあわせが合ってしまい、体のゆがみを正したときにまた噛みあわせが悪くなってしまうので注意しましょう。
その他、痛みが強いときには鎮痛剤を処方したり、筋肉のしこりなどが原因の場合には筋肉弛緩剤を利用することがあります。これらは根本的な治療にはならないので、一般的には他の治療と平行して行われます。
意識して顎関節症を治す
顎関節症の最も大きな原因は、自分の悪い癖です。片方の歯でばかりものを噛んだり、頬杖をついたりと、意識してやめることができる癖もたくさんあります。
必要以上に歯を噛み締めないことや、口を大きく開けすぎないことも大切ですし、全身運動を行って血行を促進したり基礎体力をつけるのもいいでしょう。ストレス解消になるのもいいですね。
軽い症状を感じたときには、意識して顎をリラックスさせたり、マッサージを行います。痛みが強いときには冷湿布、慢性的な痛みには温湿布を貼るのも効果的です。
普段から良い姿勢を心がけ、ストレスを溜めないようにリラックスして過ごすことが大切です。



